でぃぶろぐ

生物系の博士就活・研究生活・英語勉強法について

研究員が在宅勤務になった話

3月某日

チームミーティング中、室長から緊急招集かかる。

ざわつく室内。

 

室長「え~予想はついているかと思いますが」

 

社員「「「(とうとう弊社でもコロナ発症者か・・・)」」」

 

室長「来週から、可能な人は明日から出社禁止です。」

 

社員「「「!!!!!?????」」」

 

 

こんばんは、でぃです。

 

2020年3月、各社コロナ対策を行っていましたが、弊社では実験がメインとなるR&Dも漏れなく在宅勤務となりました。

 

今回はなかなか経験することのない、研究職の在宅勤務について報告します。

 

 

【目次】

 

1. 実験中のもろもろ

出社禁止=つまりヒト試験は中止マウス実験も原則中止細胞実験も一旦ストップしました。

 

異動前にこちらで済ませようとしていた実験は延期に。

 

業者に納品を停止してもらい、動物の飼養業者と連絡をとり、関係者への対応に追われました。

 

 

2.在宅業務

在宅勤務が始まる前は、おそらく仕事しないだろうと思っていました(こら)。

 

というのも、今の私の業務のメインは実験で、しばらくデータを取ろうとしていた矢先のことだったからです。

 

なので、家でやることは主に文献調査。「やってられない」と思っていた人がほとんどだったと思います。

 

 

2.1 在宅勤務1日目

・家だと何もできないことがわかりました。

うちにはデスクらしいデスクがそもそもないので、腰とお尻が数時間で限界を迎える。

さらにすぐそこに布団があり、誘惑に溢れる我が家

頑張ってみましたが、全く仕事になりません。

 

・会社のシステムも突然のことだったため、間に合っておらず。

会社の回線がパンクして勤務管理の打刻やメールの送受信、サーバーへのアクセスができない。

 

・管理職の方達はメンバーの管理をonlineで行わなければならないため、メンバーは出勤退勤をいちいちメールで送らないといけない。

 

なんだか色々とスムーズではない感じです。

 

 

2.2 在宅勤務1週間目

・許可をもらってネットが繋がる近くのカフェで作業をすることに。

無事に集中力を保てています。あと、毎日違う場所で働けて楽しい

 

・業務としては、実験できない代わりに新しいテーマを考える時間にして、ひたすら論文を読んで上司と共有しています。

 

・また、通勤ストレスがないのが良いです◎

身支度や会社までの行きかえりの時間が全部省けるので、プライベートが充実します。

 

・会社の回線も増えて社内フォルダで行う作業も随分楽になりました。

連絡は全てSlackに頼ることで面倒くささを回避。会議も行えてめちゃくちゃ便利!

Slackだとやりとりが簡便で良いですね。

いつもお世話になっております、とか打たなくて済むし、スタンプで気軽に反応できますしね。

 

 

2.3 在宅勤務n週間目

・これまでぼんやりとやりたいと思っていたことをまとめて、グループミーティングで提案したら、「アウトプットを考えながらやってごらん」とのこと!嬉しい。

 

しかし、ちょっとそろそろ実験したい

調べものができるのはとても良いですが、やっぱり実験してデータを出したい

 

・あと、書類ベースの仕事の面倒くささを感じるこの頃。

原本提出は仕方ないにしても、所長サインなどは、手書きじゃなくて良いんでは・・・と思います。

 

 

3. まとめ

研究職にも在宅勤務を導入してみたらいいんじゃないかと思いました。

もちろんデータありきの仕事なので、会社に行くことを0にはできませんが、

実験がない日は在宅勤務にできますよね。

あとは会議もオンラインで良いんじゃないかなと思いました◎

 

 

質問箱📫:https://peing.net/ja/4dei7