でぃぶろぐ

生物系の博士就活・研究生活・英語勉強法について

1週間を振り返って〜ワークライフバランス関連〜

こんばんは、でぃです。
更新がすっかり遅くなってしまいました。
1週間の日誌から得られた気づき第三弾、「③ワークライフバランス関連について」です。

 

 

1. 労働時間の短縮

まず先日ご紹介した私の1週間のうち、勤務時間をまとめてみました。
カッコ内はお昼時間を抜いた労働時間です。


月:7:30-18:30 (10h)
火:7:10-18:30(10h20m)
水:8:15-16:30(7h15m)
木:7:50-18:00(9h10m)
金:9:00-15:00(5h)
平均:(8h20m)

 

実にばらばらですね。
大学時代と比べて始業時間と就業時間が(だいぶ)前倒しになり、1日の労働時間は自分で決められるようになりました。残業時間の上限が決まっているため、あまり長く働くことはできません。以前ツイートしましたが、決してネガティブなことではなく、制限のある中で最大限の結果を出すための働き方変化と捉えています。

 

2. プライベートを大事にできるようになった

そして、このカッコ内の時間と睡眠時間を削った時間がプライベートの時間です。
私は会社に入ってから、プライベートの時間を大事にできるようになりました。
研究だけしていた頃は、目の前のことしか見えておらず、その周りのこと、その先のことを考える余裕はありませんでした。当時は、研究ができる私は幸せ者だ、と思っていました。

現在、職業として研究を選んで思うことは、研究以外にも楽しいことはたくさんあって、新しい選択によってさらに新しい道が見えてくるということです。当時も幸せでしたが、今はもっと幸せです。
また、終業後に趣味を楽しんだり、週末に遊んだりできることで、研究を一旦忘れることができ、また業務に戻った時に心の余裕や発想力、集中力がうまれていると感じます。

 

3. 1週間を振り返ってみて

私はこれまでに3つの場所で研究してきましたが、場所場所によって状況は異なりますし、同じ企業でも上司が変わればガラッと雰囲気は変わります。
多様なルールや文化を経験するにつれ、自分にとっての働きやすさや、仕事のパフォーマンスに良い影響をもたらすことと悪い影響をもたらすことが、だんだんとわかってきました。たった1週間でも、振り返ってみるとそれらは凝縮されているなと思います。

未来を考える時には過去をしっかり振り返ると色んなことが見えてくるのでしょうね。

それでは、また!

 

質問箱📫:https://peing.net/ja/4dei7
Twitter🕊:https://twitter.com/4dei7

1週間を振り返って〜働き方関連〜

こんばんは、でぃです。
寒くなってきましたね〜。
1週間の日誌から得られた気づき、今日は「②働き方関連について」です。

【目次】

 

1. より広く深い知識で研究を推進

前回の投稿でも研究をチームで進めていると書きましたが、最近取り組んでいる本業とは別のアングラ研究では、他部署の同期や先輩達に相談しながら取り組んでいます。以前ツイートにも書きましたが、自分とは専門が違う方のおかげで、1人で理解するだけでも1日かかってしまうことも、短時間で重要な部分だけに絞って把握することができます。
このプロジェクトは製品化を見据えて取り組んでいるため、社内で製品化に関わっている方や法規制に詳しい方の話を聞くことで、より広い視野でプロジェクトを捉え、独りよがりの判断にならずに済むので助かっています。

 

 

2. やりたいことをやりたいように

会社に入って意外だったのは、自分のやりたいことを誰かに伝えれば叶うこともある、ということです。上述の本業と関係ないこともそうですし、通訳業務についても同様です。
入社して2年間、海外の方が参加される研究発表会以外に英語を話す機会は全くありませんでした。それが周りにやりたいことを伝えつづけていたところ、このような機会をいただけました。定期的に英語を使う機会は自分にとって、とても有意義な時間になっています。

 

また、私にとってプライベートな時間は仕事と同じくらい重要なので、最近は在宅勤務を選択しやすくなったのも良いと思っていることです。普段会社に行く時間を睡眠や趣味の時間にあてられるだけでなく、例えば年末年始に帰省先で仕事をすることができるので、去年はゆっくり年越しを過ごすことができました。

 

3. ちょっとした愚痴

最後に、ずっと文句を言っていることについて。
企業に入って研究以外の雑務を自分でやるようになったのですが、これが!とてつもなく!!面倒くさい!!!

 

 

必要となる書類や承認ラインが場面場面で変わったり、やっと慣れたと思ってもシステムが変わったり、ミスすると初めからやり直しになってしまうので余計に慎重になってしまったり、とにもかくにも時間を取られてしまいます。
こればっかりは不満しかありません。

 

今日はここまで。
最後は「③ワークライフバランス関連」についてまとめます!

 

質問箱📫:https://peing.net/ja/4dei7
Twitter🕊:https://twitter.com/4dei7

1週間を振り返って〜研究関連〜

こんばんは、でぃです。
先週は私の1週間を記録してみました。
読んでくださった方、ありがとうございます。

 

www.phddei.info

 

こうして客観的に見てみると、大学院での生活との違いについて、色々と気づきがありました。


キーワードを抽出すると大体3つくらいに分けられそうです↓
①研究関連
Phythonをつかった解析、派遣さん、社外の専門家、自分が手を動かすことが減った、論文

②働き方関連
経費処理、違う専門の同期に相談、通訳業務、在宅

③ワークライフバランス関連
同期とランニング、早上がり、労働時間

 

今日は「①研究関連」について気づきを書きます。

 

【目次】

 

1. 実験しないの?

まず、この1週間、実験をしていない!
研究職なのに実験しないの?と驚かれた方もいるかもしれません。

 

実は、被験者さんを集めて様々な項目を計測するヒト試験がようやく終わりまして。
今はヒト試験の解析と結果出しに力を入れています。テーマ立ち上げの部分なので、着眼点を取りこぼしなく洗い出すことと、今後の方向性を見定めることに時間をかけています。
とはいえデータがないと解析もできないので、次の項目にも続きますが、外部委託したり、自分で実験したりもします(昨日は丸一日ELISAしてました)。

 

 

2. 実験、研究の進め方

今の業務では特に、自分が手を動かすことが減りました
2年目から3年目にかけてチームを異動したのですが、異動前はほとんど自分でやって、サンプリングなどどうしても1人で回せない時に、チームの人を頼っていました。


異動後はチーム運営、業務委託が当たり前で、チームのメンバーや派遣さんを積極的に頼るようにしています。自分で抱え込んで時間がかかるよりも、できる人で補いあってまわしていこう、という方針です。
私ができることは時間的にも能力的にも限られているので、個人的には今のチームのやり方の方が仕事しやすいです。

 

また、社内の議論だけでは不十分な時、社外の先生や専門家を頼ります。
研究の幅、議論の深みが増すので、引き受けていただけるととてもありがたく感じます。会社に入って社内外問わずチームで研究を進めていると実感します。

 

一方で、人に頼るだけでなく、自分ができることの幅も広げられています
例えばPythonを使ったデータ解析は、詳しい先輩に聞きながら自分でやりたいことをできるように日々勉強・実践しています。
論文も読む時間についても取らせてもらえないのでは…と考えていましたが、そんなことはなく、自分の好きなペースで調査の時間も作れます。

 

大学時代は目の前の自分の研究に必死で、他のことに手を伸ばす気力すらありませんでしたが、今は周りを頼りつつ、より良い研究が行えていると感じます。
当時は新しい知見を見出すための研究自体が目的でしたが、今は研究は手段となり、その先を考えるようになったことは大きな転換の一つです。

 

今日はここまで。
②や③についても記事にしていきます!

 

質問箱📫:https://peing.net/ja/4dei7
Twitter🕊:https://twitter.com/4dei7