でぃぶろぐ

生物系の博士就活・研究生活・英語勉強法について

海外で研究インターンシップ

こんにちは、でぃです。
この記事では私が利用した、海外インターンシップ仲介機関 IAESTEをご紹介します。

 

【目次】

 

1. IAESTE概要

私が海外インターンシップに利用したのはIAESTE(イアエステ)という機関です。

IAESTE理系学生のための海外インターンシップ仲介機関で、日本では内閣府認可の一般社団法人として活動しています。

IAESTEのホームページ

IAESTE JAPAN – 海外インターンシップのIAESTE


 

対象者はひろ〜く、

日本国内の大学理系専攻大学2年生以上の大学生·大学院生であれば国籍問わず応募可能です。

期間についても私は2ヶ月でしたが、長い人だと1年間+延長しているケースもありました。

 

派遣されるのは選考を受けるの次の年からなので、大学3年生でインターンに行きたい場合は大学2年生で応募しましょう。

 

 

1. インターンシップした時期(学年)

💡私は博士課程に進んでから海外インターンシップに参加しましたが、もっと早い時期に行けばよかったなあと思っています。

個人的に良いと思う期間は修士1年~2です。


研究について基礎的な知識や手技を学んでから行った方が海外でやらせてもらえることも学びも多いと思いますし、海外の大学院に進学するコネクションも得られます。

実際に私の友人はM1の時にIAESTEインターンシップした先の大学院に博士課程から進学することが決定しました。

 

 

2. 博士で行くのもまた良い

💡博士課程で行く人は興味があればついでにポスドク先を探すのにも良いかもしれません。

私はドイツ派遣だったので、ヨーロッパ各地に行きやすく、国際学会に参加した際にポスドク先を直談判することができました

 

さて、前置きが長くなってしまいましたが、以下HPに記載されている順でインターンシップ先決定までのざっくりとした流れについて説明します。

 

 

2. IAESTEを利用したインターンシップ先決定までの流れ

1. 説明会

まずは、5月から7月にかけて各地の大学で説明会が行われますので、興味のある人は聞きにいってみてください。
(聞きに行かなくても応募できますのでご安心を)

 

2. 選考試験

書類面接によって審査されます。

 

2.1 書類審査

・書類審査に英文履歴書(CV)がありますので、こちらの記事を参考にしてみてください。
(この書類提出時にカバーレターは不要です)↓ 

 

 

英語能力については面接時までにTOEIC 600以上に達していればOKです。
面接は11月上旬に行われ、11月中旬に合否が発表されます。

 

 

2.2 面接

面接では以下のことを聞かれました。
回答を準備しておくと良いと思います。

 

自分自身のこと:研究内容、将来の進路

インターンシップについて:志望理由(英語)、研修先で何がしたいか、希望研修先の国、不安なこと

IAESTEについて:他の機関ではなくIAESTEを選んだか、IAESTEに還元できること

 

詳しい審査項目についてはこちら (IAESTE HP)↓

選考試験


 

3. マッチング

IAESTE JAPANの審査に通ると、インターンシップのマッチングが行われます。

私が利用した当時はIAESTE JAPANから私にマッチしている企業·研究所·大学が送られてきました。

 

 

4. インターンシップ引受先機関による審査

インターンシップ引受先からの審査は私は特になく、提示された書類を提出しました。
その際提出するCVにはカバーレターをつけなければいけません。

 

以下の記事を参考にしてみてください↓


全体の大きな流れはこのような感じです。

 

3. 費用について

海外ということで費用が心配ですが、IAESTEは滞在費支給型の有給インターンシップなので、生活費を払わなくて良いんです!

生活費がかからないのは結構大きかったです。

その他の費用については以下のリンクを参考に (IAESTE HP)↓ 

各種費用

 


以下のリンク先様々な分野の実際のインターンシップの様子が閲覧できます。

研修報告書を参考にしてみてください (IAESTE HP)↓

研修実績

 

 

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・匿名で質問できる質問箱 (https://peing.net/ja/4dei7)

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