でぃぶろぐ

生物系の博士就活・研究生活・英語勉強法について

(博士就活でも)ESに力をいれる理由

みなさんこんばんは。
でぃです。

 

さて、今晩1つ目の記事はでぃの思想コーナーです。

 

私は博士就活でもESには力を入れるべきだと考えています。

 

理由はただ一つ。

自分をちゃんと知ってもらい、選んでもらうため

 

博士なんだから研究成果があればいいでしょ、と思っているそこのあなた。

 

確かに、大きい論文をファーストで持っている人や、
研究分野が企業に近く、即戦力としてすぐにでも欲しい人を採用する製薬企業はあります。

  

会社説明会で、「志望理由はいりません、研究ができる人は是非うちに」
とおっしゃっていた企業もありました。
そういうところは研究力重視で採用していました。

 

つまりそれが企業の価値観なんですよね。
研究ができることが何よりも大事なんです。


じゃあ業績がないとどこの企業にも入れないのか、というと
そうではないですよね。

 

博士課程を過ごしてきた人って
必ずしも論文をたくさん出せたり、応用研究をしてきた人ばかりじゃないじゃないですか。


研究成果って本人の努力だけじゃどうにもならない大人の事情がありますよね。
運要素もありますし。
あと、生物系って化学系と比べてなかなか論文出せないですよね。

 

形にはなっていないかもしれないけど成果はある程度ある人。
その分野の人が見ればどんな論文かわかるけど、
分野外の人がみたらインパクトファクターでしか判断できない論文を持っている人。

 

成果がない人でも内定は出ます。
内定を彼らに出す企業にとって、成果よりも大事な何かが彼らにあるからだとは思いませんか?

 

その大事な何かが企業にとっての重要な価値観や能力だと私は思います。 

 

つまり企業の価値観(=大事にしていること)と自分が合えば
選んでもらえるということです。

 

正直企業の価値観はわかりません。
だから自分の価値観をESで見せることが大事なんです。

 

自分をちゃんと知ってもらえると、
企業がちゃんとあなたを選ぶことができます。

 

自分を知ってもらうためには、
まず自分が自分を知らないといけないですよね。
 

みなさんはなぜ働きたいですか?
どういう人とどのように働きたいですか?
働く上で自分にとって一番大事にしたい価値観は何ですか?


ひっかかった質問について掘り下げてみると「自分」が少し見えてくるかもしれません。

 

 

博士就活でもESに力を入れる理由

自分をちゃんと知ってもらい、「合う」企業に選んでもらうため