でぃぶろぐ

生物系の博士就活・研究生活・英語勉強法について

学振「自己評価」~前編~

こんばんは。でぃです。

 

在宅生活がGW明けまで続きそうで鬱屈としています。

中には平常通り研究室に通われたり、勤務されている方もいらっしゃるようですが、どうかお気を付けくださいね。

 

さて最近は、学振関連記事へのアクセスが伸びています☟☟☟

 

そこで本日は、「自己評価」の項目について、実際私がどんな風に書いたのかシェアしようと思います。

この「自己評価」は就活においても、自己アピールの書き方の参考になると思いますので、就活している方も参考にしてみてください

 

本文に移るその前に。

文章を書く上で重要なことは、

結論を先に言うことと、話に一貫性をもたせることです。

 

 

【目次】

 

研究職を志望する動機、目指す研究者像、自己の長所等

1.  研究職を志望する動機

まず、なぜ自分は研究が好きなのかを書きました。

正直に書いたら良いと思います。

例)新しい事実を発見することに喜びを感じる。科学の発展に貢献できる。

 

2.  目指す研究者像

私の研究分野はマイナーだったので、まず紹介も兼ねて研究分野の重要性を述べました。

例)医薬分野において(当該)分野は〇〇という観点から注目されている。

 

次に、目指す研究者像を描きました。目指す研究者像に向けて現在行っている取り組みを書くと実行力があるアピールになります

例)(当該)分野の知識を以て創薬の基盤研究に貢献できる人材になりたい。製薬会社主催のサイエンスコンペティションに参加し、自分のアイデアを発信し、他分野の参加者と積極的にディスカッションを行っている。

 

3.  自己の長所

必ず、自分の経験を一緒に書きましょう

 

自分のいいところを事実ベースで考えると書きやすいと思います

例えば、自分が取ったデータには絶対的な自信が持てるとします。

そこから考えられる長所のキーワードには、緻密な計画性用意周到さ高い実験テクニックサイエンスに対する真摯な気持ち、などなどがあげられるわけです。

 

就活で自己アピールを書く時も同じで、ただ「忍耐力がある」と書くのは誰だってできます。

自分はどのような場面において忍耐力があるのか、忍耐力についてどのような実績があるのかを書くことが重要です。

他の人とは一味違う体験で書ければなおよしです◎

 

 

4.  文章例

初めにも言いましたが、

文章を書く上で重要なことは、

結論を先に言うことと、話に一貫性をもたせることです。

 

研究者を志望する動機、目指す研究者像、自己の長所が1つにつながると一貫性が出ます

 

例えば・・・

 申請者が研究者を志す理由は科学や医療が進歩することで、多くの人が、より健康に生きることができるようになることに魅力を感じるからだ。申請者が所属する〇〇分野は、再生医療分野において近年注目されており、申請者自身も本研究分野で得た知見を活かして、基盤科学の発展及び医薬分野へ貢献する研究者になりたいと考えている。

 申請者の長所として特筆すべきは、継続的な実行力である。申請者は高校生の時にサイエンス部に入部して以来、生物学に強い興味をもち、常に「インプット」と「アウトプット」の両立を意識して活動してきた。例えば、高校生××大会では、~。さらに、□□大学に入学する際には既に、〇〇分野で貢献する研究者を志しており、入学当初より直談判して所属研究室に通っている。学部生の頃は、特別に△△教授より講義への参加を許され、〇〇分野に関する最新知識を得るとともに、研究活動への参加を行っていた。自身の研究をより発展させるため、〇〇学会には修士1年目から毎年参加・発表しており、研究者の方々とのディスカッションを通して着想を得たアイデアを、本申請の実験にも取り入れている。当該研究においても、持ち前の継続的な実行力を武器に、〇〇分野をより発展させ、基盤科学のさらなる発展と医薬分野に貢献する所存である。

 

 

参考になれば嬉しいです。

来週は、「自己評価をする上で、特に重要と思われる事項」について書きます☻

 

質問箱📫(匿名で質問できます):https://peing.net/ja/4dei7

社会人1年目の悩みと解決策

こんばんは。でぃです。

もう4月ですね。コロナのせいか、いつの間に3月終わったのって感じです。

 

これまで会社に入って楽しい嬉しいことしか書いてきませんでしたが、会社に入ってから不満を感じたことや悩んだことも少なからずあります

 

今日はこの1年の不満や悩みにどう折り合いをつけたかをお話します。

4月から新入社員になる方も、いつか同じような悩みを持つのではと思うので、一つの解決案として読んでいただければと思います。

 

楽しい話はこちらから☟

 

【目次】

 

 

1.  「新人」という肩書による自由度の低さ

 

 

私が会社に入って一番最初に感じた不満です。

入社当初は、何をするにも新人だからダメ新人だからまだ早いと言われて随分やきもきしたものでした。

 

そんな私が自由を得るために1年間やったことは、「提案し続けること」です。

私に裁量権はないけれど、上司が気に入ってくれさえすれば、やってみようと言ってもらえます。

 

また、今はだめだったとしても、後日OKがでることもあります。

例えば1年目の初めに提案したことを、現在のテーマと絡めてもう一度提案したところ「ずっとやりたかったことだもんね」と後押ししてもらえました。

 

なので、新人は自由度は低いけれど、提案することで実行権を得ることは十分可能でした。

 

 

2.  給料が少ない、働きに見合わない

 

 

ほとんど仕事をしていない先輩と自分を比べては「なんでこの人の方がお給料もらっているんだろう。」と不満を持っていました。

 

もらうお金=評価と考える私は先輩と比べてお金をもらっていないことは自分の評価が低いことと同等とみなしてしまっていました。

 

残念ながらある程度は仕方がないと割り切るしかないのですが、私が一番納得できたのは「いくらでも挑戦と失敗ができる特権」です。

 

 

個人の評価で給料は異なりますが、弊社では評価間の給料の差は年次が低い時は小さく、年次が高くなるほど大きくなります。

 

これは言い換えてみれば、若い時にはいくら挑戦して成功しても失敗しても、お金は同じくらいあげますよ、ということです。

 

今では給料が低いけれど、いくらでも挑戦できる特権があると捉えられるようになりました。

 

 

3.  自分に対する噂

 

これは入社してしばらくたってからのことですが、周りと比べて発言が多いことで、「でぃさんて怖いよね、きついよね」と人伝いで言われることがありました。

私は周りからの評価が気になってしまうタイプなので、落ち込んでいた時期もありました。

これについては「評価されているのは自分だけではない」と考えることで乗り切りました。

 

 

言いたがりの人は自分に対してだけでなく、他の人に対しても物申しています。

なので、自分だけ悪いことを言われているんじゃないかとか思う必要はないなと思った次第です。

 

もちろん、怖いと思われているということは言い方が悪かったり表情や声のトーンがきつかったりしている可能性があるので、そこについては直す努力をしようと思いましたが、それ以上の意図をくみ取る必要はないのかなと思いました。

 

あとは、考え方を変えようと思ってみても難しい場合、自分の行動が制限されてしまうだけなので、初めから聞かないようにするのも大事だと思います。

悪い話をしてくる知人がいれば、やめてといったり、話を変えてみたり。

他の人の悪口が始まったらそっとその場を離れてみたり。

関わらないのが一番良いと思います。

 

人間関係については、別で記事を書いています。

苦手な人との接し方についてです。

 

 

 

4.  今現在の悩み

研究をずっと続けていこうか、悩んでいます

研究は楽しいですし、自分にできることはありますが、やはり得意なわけではないんですよね。

出された課題を解くことはできますが、課題を自分で設定するのは苦手ですし、こうだったらいいのに、というのが欠けているのは致命的かなと思います。

 

また、せっかくモノづくりの会社にいるので、開発や事業部など別分野にいつか移ってみるのもありなんじゃないかなと思っています。

異動先の新しい環境で新たな知見を得つつ、「こうだったらいいのに」を探したいと思います。

 

 

5.  すべてに通じる大事なこと

1年間を通して「信頼を得る」ことが重要だと感じました。

この1年間で抱えた悩みは信頼を得ることで解決できると思います。

 

信頼があるからこそ、自由に仕事ができるし、お給料ももらえますよね。

信頼があれば、怖い人に見えるけど、実はこうなんだよ、と同じことをしても違うように捉えてもらえるかもしれません。

信頼してもらって任せられる仕事もあるかもしれません。

 

 

この1年間は、仕事として研究や雑務を実直にやってきましたが、今年度は研究に「熱」を込めることを目標に、そして精神面での成長を目指して、信頼される人になれるようより一層頑張ります。

 

質問箱📫:https://peing.net/ja/4dei7

 

 

研究員が在宅勤務になった話

3月某日

チームミーティング中、室長から緊急招集かかる。

ざわつく室内。

 

室長「え~予想はついているかと思いますが」

 

社員「「「(とうとう弊社でもコロナ発症者か・・・)」」」

 

室長「来週から、可能な人は明日から出社禁止です。」

 

社員「「「!!!!!?????」」」

 

 

こんばんは、でぃです。

 

2020年3月、各社コロナ対策を行っていましたが、弊社では実験がメインとなるR&Dも漏れなく在宅勤務となりました。

 

今回はなかなか経験することのない、研究職の在宅勤務について報告します。

 

 

【目次】

 

1. 実験中のもろもろ

出社禁止=つまりヒト試験は中止マウス実験も原則中止細胞実験も一旦ストップしました。

 

異動前にこちらで済ませようとしていた実験は延期に。

 

業者に納品を停止してもらい、動物の飼養業者と連絡をとり、関係者への対応に追われました。

 

 

2.在宅業務

在宅勤務が始まる前は、おそらく仕事しないだろうと思っていました(こら)。

 

というのも、今の私の業務のメインは実験で、しばらくデータを取ろうとしていた矢先のことだったからです。

 

なので、家でやることは主に文献調査。「やってられない」と思っていた人がほとんどだったと思います。

 

 

2.1 在宅勤務1日目

・家だと何もできないことがわかりました。

うちにはデスクらしいデスクがそもそもないので、腰とお尻が数時間で限界を迎える。

さらにすぐそこに布団があり、誘惑に溢れる我が家

頑張ってみましたが、全く仕事になりません。

 

・会社のシステムも突然のことだったため、間に合っておらず。

会社の回線がパンクして勤務管理の打刻やメールの送受信、サーバーへのアクセスができない。

 

・管理職の方達はメンバーの管理をonlineで行わなければならないため、メンバーは出勤退勤をいちいちメールで送らないといけない。

 

なんだか色々とスムーズではない感じです。

 

 

2.2 在宅勤務1週間目

・許可をもらってネットが繋がる近くのカフェで作業をすることに。

無事に集中力を保てています。あと、毎日違う場所で働けて楽しい

 

・業務としては、実験できない代わりに新しいテーマを考える時間にして、ひたすら論文を読んで上司と共有しています。

 

・また、通勤ストレスがないのが良いです◎

身支度や会社までの行きかえりの時間が全部省けるので、プライベートが充実します。

 

・会社の回線も増えて社内フォルダで行う作業も随分楽になりました。

連絡は全てSlackに頼ることで面倒くささを回避。会議も行えてめちゃくちゃ便利!

Slackだとやりとりが簡便で良いですね。

いつもお世話になっております、とか打たなくて済むし、スタンプで気軽に反応できますしね。

 

 

2.3 在宅勤務n週間目

・これまでぼんやりとやりたいと思っていたことをまとめて、グループミーティングで提案したら、「アウトプットを考えながらやってごらん」とのこと!嬉しい。

 

しかし、ちょっとそろそろ実験したい

調べものができるのはとても良いですが、やっぱり実験してデータを出したい

 

・あと、書類ベースの仕事の面倒くささを感じるこの頃。

原本提出は仕方ないにしても、所長サインなどは、手書きじゃなくて良いんでは・・・と思います。

 

 

3. まとめ

研究職にも在宅勤務を導入してみたらいいんじゃないかと思いました。

もちろんデータありきの仕事なので、会社に行くことを0にはできませんが、

実験がない日は在宅勤務にできますよね。

あとは会議もオンラインで良いんじゃないかなと思いました◎

 

 

質問箱📫:https://peing.net/ja/4dei7